ねぇぶるノート

雑多なことをつらつらと

MacBook Pro 2014 SSD交換

数年ぶりに棚の中からMacBook Pro 2014を出してみた。

もうすぐ10年が経つ一昔前の機種。

予想以上に綺麗じゃないか

毎日 MacBook Air ばかり使用している身としては ”Pro" の文字に気持ちがアガります。 

今回はそんな現役引退して今更?な MacBook Pro 2014 をアップグレードしようという話。

 

メモリは基盤直付けで交換できないので気軽にアップグレードできるのはSSDくらい。

ということで標準 PCIe 256GB SSD から M.2 NVMe 1TB SSD に換装してみた。

作業の流れ

1:TimeMachine でバックアップ

2:本体カバーを外す

3:バッテリーコネクタを外す

4:SSDを交換

5:option + command + P + R でPRAMクリア

6:option + command + R で再起動。ネットワーク上から復旧システム起動

7:ディスクユーティリティでSSDを初期化(GUIDパーティションマップ)

8:MacOS BigSur をインストール

9:TimeMachineからバックアップ前の状態に戻す

 

必要な工具

・五角星型 1.2mmドライバー(本体カバー用)

・六角星型 T5 ドライバー(SSD用)

 

上が独自端子ガムスティックコネクタの標準SSD 256GB

中がM.2 2280 NVMe SSD 1TB

下が下駄となる変換アダプタ

2点で7000円位

もう型落ちの速度とはいえ安い・・

交換完了。

バッテリーの膨らみも無く本当に10年近く経過してるのかと思うくらい。

直接TimeMachineから復帰させることも選択できたけど、念のためOSを入れてから復帰

標準のSSD 256GBがこの速度

交換後、速度が2倍!

まじか。

体感的にはっきり感じるくらい速くなった。

動きに違和感が無い・・

 

CPU:2.6 GHz デュアルコアIntel Core i5

メモリ:8GB

2コアなのでGoogleマップ3DをグリグリしているとすぐにCPUが96度になってファンが2500回転位になるけど、ちょっとした調べ物や資料作成レベルだったらファンの音はしないしもっさり感もない。

 

CPUパワーを使うGoogle Driveミラーリングはストリーミングに設定。

あえて気になったところはバッテリー。

予想するに6時間位かな。

何もしてなくてもCPUが50度。

M1が25度で数日充電不要なのと比べるとやっぱり Intelチップなんだと実感する。

 

mini M1 をNAS化しているので正直この Pro 2014 に 1TB 必要かと言われると微妙だけど、メイン機 Air M1からの気分転換も兼ねてこのまま並行して使っていこうと思う。

 

洗濯機 NA-VX9800L の清掃

洗濯機の清掃について。

以前、NA-VX9800L の故障原因が柔軟剤だったということを書いた。

それに関係すると思う。

自分はカビ防止の槽洗浄(10時間)を 3ヶ月ごとに行っている。

以前は大体の感覚で気になったときにやっていたけど、いつも気にしている感覚になるのでやめた。

そこで自宅の24時間換気システムを活用。

フィルター掃除のためにタイマーが付いていて、これを3ヶ月ごとに点灯するようにしている。

ランプが点灯したら風呂、洗濯機、換気フィルターを一斉に掃除するというルーチン。

今はランプがお知らせしてくれるので楽になった。

 

まだランプのお知らせ時期ではないけど、先日の修理から1ヶ月経過したので洗濯機のフィルターを開けてゴミ取り。

 

そこでびっくり。

あれ?全く汚れていない・・。

 

いつもならフィルターにかかったゴミを取りつつ穴の中をティッシュで拭き取る。

その時ほんの少しヌルっとした汚れが取れたものだ。

 

でも無い・・

 

これは柔軟剤が変わったからだと推測する。

 

Youtubeで掃除業者の動画を見ていると、香りがマシマシで付くタイプは洗濯槽にこびり付きやすくカビの原因となると説明されていた。

以前はレノア超消臭を使用していた。

これもマシマシタイプ。

 

洗濯機との相性もあると思うけど NA-VX9800Lを使用されてるご家庭はマシマシは避けた方がいいと思う。

自分はハミング。

自動投入専用があるようだけど近くのドラッグストアに売ってない・・

でも濃縮違いによる投入量の違いだけっぽいので通常品でもOK。

今のところいい感じ。

 

洗濯槽のカビ対策には乾燥状態も必要なので洗濯後に30分の乾燥回しをすることも多い。

 

NASの転送速度を改善

今回はネットワーク越しの転送速度を調査。

自宅のリビングでも庭でも場所を選ばずに使える MacBook Air M1 がメイン機。

Air から mini M1 と mini 2014 を画面共有で自由に操作出来るようにしている。

mini M1 は 32インチディスプレイを繋いでいるけど、mini 2014 のようにディスプレイを付けていなくても画面共有で操ることができる。

しかも設定が簡単というのが Mac の良いところだ。

これは Airから各媒体へのデータ転送速度

NASとして大変重宝しているので、ネットワークの転送速度は重要なところ。

速度を計測してみると大体 20MB/s のようだ。

一般的に速いのか遅いのかよくわからないけど遅いっぽい。

WiFiが原因?これから少しづつ確認。

 

M1になって画面共有のレスポンスが速くなったとはいえ、ネットワーク自体の転送速度が速いに越したことはない。

よい機会なので少し調べてみると、SMB署名を無効化すると速くなるらしい。

 

1:ターミナルを起動

2:sudo nano /etc/nsmb.conf と入力してリターン

3:パスワード入力

4:/etc/nsmb.conf のファイルが開く

5:下記2行を入力してリターン

[default]

signing_required=no

6:control + o を押してからリターン
7:control + x を押してこの画面をExit
8:ターミナル画面を終了
 

計測してみると 20MB/s から 55MB/s と2.7倍にアップした
体感的にも機敏さがアップ
これはいい👍
 
セキュリティ低下があるので会社内で使用するときはお勧めしないけど宅内環境であれば心配は無い。
 
55MB/s というのがネットワーク的に速いのかと言われると微妙ではある。
WiFiルーターとのリンク速度をWi-Fi Sweetspotsで確認すると800Mbps。
実行速度 80%として800Mbps x 0.8 = 640Mbps
換算して 80MB/s 辺りが上限だと考えると 55MB/s は現実的なところかも。

これ以上を求めるならば有線にしたり2.5Gbps対応の環境にするなど根本的な改善が必要になる。
 
今回はこれで良しとするか
 
 

 

USB C to USB A の落とし穴

画面共有を毎日使っていてふと疑問と興味が湧いてきた。

データの転送速度ってどのくらい?

MacBook Air M1 をAmorphous Disk Mark で計測したもの。

M3 Pro は Read 6800MB/s でるらしい。速い。

今回はそんな話ではなく、各PCに繋いでいる媒体の速度がどれくらいなのかを調査したかった。

 

MacBook Air M1 が普段使用しているもの。

Mac mini M1 が 32インチ画面で作業したいとき。

Mac mini 2014 が使用頻度の少ないデータ保管用。内蔵はSSDに換装してるけど外付けは全てHDDで使うときだけ電源ON。

 

速度の調査って面白いなぁと眺めていたら、違和感が。

SSD 4TB が HDD 4TB よりも遅い・・。

なぜ?

繋ぎ変えても 45MB/s と変わらない。

USB3.0 の規格上限?

いやいや HDDの方も同じ USB3.0だし。

SSD 4TBケースの性能?

でも SSD 4TB をMac mini 本体のUSB C に接続したら 400MB/s 出た。

かなり悩んだ。

 

障害切り分けを進めた結果、衝撃の事実が。

「USB C to USB A ケーブルが安物で USB2.0の速度しか出なかったから」だった。

そんなことあるんかいぃ

ケーブルをちゃんとしたものに変えたところ規格に沿った速度が出るようになった。

 

安物ケーブルは速攻ゴミ箱行き。

 

USB2.0の規格上限が 480Mbps。実行速度80%で384Mbps。8バイトで割って48MB/s。

何度計測しても45MB/sだったから逆算すれば気づくはずなのに・・

JPEG から HEIC へ 2

前回に続き、ネットワーク越しのJPEG写真をHEICにすることについて。

最初はこのようにネットワーク共有で作業をしていたけど、よくよく考えてみたら画面共有で直接サーバー側を動かした方が速いことに気づく・・。

 

M1になって画面共有の速度が劇的に速くなった。

MacBook Air M1で サーバー側の Mac mini M1を完全に操るわけだけど、これがまた操作側 MacBook Air の画面と錯覚するくらいの品質。

「画面共有はネットワーク上の速度限界があって描画は必ず遅い」と思っていた。

でもM1になってPCの性能で変わるんだと実感。

こういったところからも Intel CPU時代から性能がジャンプした感覚。

 

動画は流石になめらかにはならないけどフォルダ内の操作に遅延はほとんど無い。

サーバー側で保管している大量のデータをリビングや庭などでMacBook Air を使い閲覧・整理したいことは多々あるので画面共有やファイル共有が簡単に設定できるのは本当に嬉しい。

 

例えば 13.3GB(1072枚)入っていたフォルダが 2.1GB に減少。

作業時間にして 6分程。 

数百MB程度のフォルダだと1分以内で終わる。

こういった作業はファイル共有よりも画面共有で直接やった方が速いようだ。

ファイルサイズがあまりに小さくなるから心配になってこれまでに40枚位画像の比較をしたが、結局のところ画像破綻が無い。

Automator とかで複数のフォルダを一気に変換出来ないかな?

未だにAutomator を使いこなせなくてもったいないことをしていると思う。

 

まだ作業が終わってないけど 500GB位は削減出来そう。

でも本当の改善は容量削減ではない。

描画レスポンスだ。

 

動画は画面共有越しだととカクカクするけど、ファイル共有で表示するとなめらかに動くので使い分けると良いと思う

 

JPEGよ、さようなら

 

JPEG から HEIC へ

2017年9月からiPhoneは高効率画像形式HEICフォーマットを写真の保存方式に採用。

あれから6年か。

発表当時は、やっとJPEGが置き換わるのかと思ったもの。

自分はPICTファイルが画像フォーマットと最初の出会い。

BMP、GIF、TIFFPNG やら群雄割拠だったし、

その後 SVG、WebPとかいろいろ出てきて適材適所で強みは違ってくるけど

それでもしぶとくJPEGは生き残っている。

 

以前使用していたカメラ SONY A7R3 の写真を見返していたら描画テンポが遅くて気になった。

宅内サーバーのSSDに保存してあるものでネットワーク越しというのもあるし 1枚が25MBもあるので JPEGとはいえ若干もたつく。

宅内サーバーは Mac mini M1 で閲覧側は MacBook Air M1。

M3 が発表されたけど M1チップは依然凄い。

使用環境のことについてはまた後日書いてみようと思う。

というわけで写真のフォーマットを見直してみようという流れ。

 

変換は簡単でこのようにすれば一気に変換してくれる。

圧縮効果は絶大で例えば4.43GB(198枚)の写真が669MBまで小さくなった。

問題は画像破綻がどれくらいかということ。

左がHEICに変換したもの、右がJPEG元データ。

すごい。全然わからない・・

 

iPhone3Gから7までの2MB/枚 程度の写真を変換してみるとサイズは45%(1MB程度)まで減少

A7RからA7R3までの25MB/枚 程度の写真を変換してみるとサイズは 14%(3.5MB程度)まで減少

RAWの場合44MB/枚 が23%(10MB程度)まで減少

流石にRAWは生データなのでしませんが・・

 

2018年の写真だけでも 174.7GB が 79.5GB に減少

写真の描画テンポがネットワーク越しにも関わらず外付けメディアから表示しているのと同等スピードになったので本格的に JPEGを卒業出来そう。

ネットワーク越しに作業するときは表示オプションからアイコン表示とプレビュー表示をオフにすることをお勧めします。これだけで作業レスポンスが全然違う。

 

なぜこれまで全面移行してこなかったかを思い返すと理由が2つあった。

ひとつはマシンの性能。

M1の前はMacBook Pro 16 2.4GHz Core i9 64GB を使用していた。

当時のスペックでは最高なのだけど、やっぱりまだHEICデータの描画にはワンテンポ遅れる感じでJPEGに利点があった。

もうひとつはGoogleフォトへアップロード出来なかったため。

 

今はM1で性能が劇的にアップ。

GoogleフォトへのアップロードはしていないのでHEICで問題ない。

 

さて、23年分のJPEGをHEICに一掃しようか。

 

食洗機 CWPM-45ES 修理 2

前回に引き続きの食洗機修理。

5年後の2023年に正常稼働しなくなりました。

洗い終わりの食器を見ると汚れが落ちてないのです・・

 

症状は以下

・電気系統は問題なし

・漏水なく排水しているが、溜まったお湯を直ぐに排水する異常動作

・洗浄終了までのサイクル時間がやたらと短い

・回転ノズルが動かない

 

ノズルが回らないということはポンプに問題があると予想。

ポンプ(ANP8C-673A)と回転ノズル(ANP8E-6730)を購入。

ここでは割愛しますがポンプを交換するのは結構大変でした。

しかし、交換しても改善しません・・

回転ノズルと本体の隙間が増え水圧が上がらず回転しないのかと考えていろいろ試すもこれもダメ。

今回は流石に買い替えかと諦めかけました。

修理の気持ちも萎え、その後ずるずると6ヶ月が経過。

 

久しぶりに情報収集を再開したら有益な情報に出会いました。

クリナップのビルトイン食洗機を使っていますが、スタートを押しても内部の洗... - Yahoo!知恵袋

 

食洗機のハンドル部にスイッチ!?

開けてみるとしっかりと基盤が・・

問題はロック部分のパーツ。

黒いプラ板が折れた部品です。

隙間に落ちていた破損部品を見つけたときは心躍りました。

これで原因確定だと。

折れた箇所を見ると薄く曲がりやすい構造に。

素人目で見てもこれは折れるでしょ!と突っ込み入れたくなりました。

赤いボタンのスイッチが2個あります

ロックで2個同時に押されるはずが、経年劣化でプラ板が折れたことで 1個だけ押される状態に。

その為、正常にロックされていないと認識されてノズルが回転するほどの水圧にならなかった模様。

奥が正常品、手前が破損品

ANP7C-673S 約3000円(送料込・税込)

部品を交換したら正常に動作するようになりました。

 

15年間稼働してきましたが、これであと5年は戦えると思います。