ねぇぶるノート

雑多なことをつらつらと

iPhoneXR バッテリー交換

訳あって数年前に使っていた iPhone XR を再生させることに。

6年前の2018年に出た機種なのに普段使いには問題ないところが流石Apple

 

でもバッテリーがヘタれていて10分程使っていると6%減少します

ケース型のモバイルバッテリーを装着してみますが重くて数日で断念

そこで意を決して自分でバッテリー交換をトライしてみました

 

MacBook は何年も前から交換していますが iPhone は未経験

先ずは SIM を取ります

 

ネジを取ります

開けました

簡単に開けた感じになってしまいましたが、ドライヤーで熱くしながらオープナーで開けていくのがポイントでした

熱くしないと防水用のゴムが密着してオープナーがなかなか入っていきません

 

各種コネクタを外してディスプレイ側を取り外します

 

バッテリーを固定している粘着シートを綺麗に巻き取る方法があるようなのですが、途中で切れたりして上手くいきません

ヘラで少しづつ浮きあげてなんとか分離することに成功

力を入れすぎてバッテリーがくの字になるとショートから燃焼の危険もあるのでここは少しづつ慎重に。

互換バッテリーを取り付けました

各種コネクタを元通りに組み上げて終了〜

 

バッテリーの持ちが改善!

互換品ということを全く感じさせない、普通の iPhoneに戻りました

 

3000円で改善するのであればケース型のモバイルバッテリーは購入しなくてもよかったと若干後悔

 

作業時間は 初めてということもあり 約90分

 

分解は男のロマンですね

Sonomaで QuickDraw・PICTが表示しない

OSが進化してくれるのは大変良いことなのですが、以前のフォーマットが開けなくなるのは困ります。

今回は、QuickDrawやPICT ファイルが Sonoma では開けないという話。

 

自分が気づかなかっただけで既に開けない状態だった可能性もありますが・・

事の発端は動画のAVIファイルを MOVファイルに変換作業していたときでした。

 

2000年から2007年頃まで使っていたデジカメ FinePix 40i、F401、F10 で撮った動画は AVIフォーマット(Motion JPEG)で記録されます。

古いフォーマットなのでそろそろ切り捨てられるかもと思い MOVファイルに変換作業をしていたわけです。

そんな中で同時期のフォルダを開いていたらQuickDrawで記録していたファイルが真っ白。

プレビュー以外のソフトで開こうとしても全くだめ。

そこでどうしたかというと、先日SSDを更新していた MacBook Pro 2014 の登場。

最終OSが Monterey 。

確認してみると無事開くことができ、嶋 正利 先生のお顔を拝むことができました。

世界初のマイクロプロセッサ「4004」が世に出たのは嶋 先生のお陰でもあります。

ビジコン社、ジャック・キルビーロバート・ノイス、8080、Z80・・・

うぉぉ! なんてかっこいいんだ。

 

まずい。脱線してしまった。

そんなわけでOSアップデートの原因による切り捨てはよくある事象。

フロッピーディスク、MOディスク、ZIP といった時代を象徴したリムーバブルディスクも同じように切り捨てられてきたのでデータの継承には数年ごとに泣かされてきた方も多いと思います。

 

ここ数年ではSSDのような半導体の記録媒体が出てきたので、HDDもそろそろかと感じてはいるものの最近では22TBの大容量が出てくるなどまだまだ現役。


HAL9000のようにクリスタルな記録媒体もかっこいいと思いませんか。

 

MacBook Pro 2017 バッテリー交換

ママさんが Mac の調子が良くないと不満げ。使っているとやたら電源が落ちるとのこと。

なので確認してみるとバッテリーが瀕死の状態でした。

修理サービス推奨の状態を久しぶりに見ました。

使っている機種は MacBook Pro 2017 15インチ。タッチバー付きでいわゆるApple黒歴史機種。

確かに6年間使っていればヘタってきますわな。

でも 2.9GHz クアッドコア Core i7、メモリ 16GB、SSD 512GB、GPU Radeon Pro 560 と操作してみても性能的にまだまだ現役でイケる感じ。

バッテリーを購入

バッテリー交換ということでワクワクしながらAmazonで互換品をポチりました。

ここの製品は至れり尽くせりの親切内容でお勧め出来ます。

 

本体カバーを開ける

この機種の一番の難関はバッテリー交換ではなくカバーを開けることだと思います。

ネジを取った後、吸盤を取り付けてカバーが開くように上げます。

他の情報では写真下向きにスライドするということが書いてあるのですが、結果的にそれが理由で上手く外せませんでした。

本体の横にカバーを固定するピンがあります。丁度、スピーカーの隣です。

カバー側には嵌めるためのゴムがあります。

カバーを上側に上げることで先ずこの部分を取り外します。

この位上げると、ポンっという衝撃でゴムから外れます。

吸盤でカバーを上げつつ、ヘラを側面部に入れてテコの動きで外してあげるといいと思います。

次に、ファンの排気口近くに本体側と食い込ませて固定する部分があります。

カバーをスライドさせることでこの部分を取り外すことができます。

ただ、吸盤を持って引っ張っても簡単にはスライド出来なかったので、カバーの左右にあるネジ穴にドライバーの先端を入れて少し動かし、テコの原理でカバーを動かしました。

あまり強くやるとカバーに傷がつきますのでこの方法は最終手段としてご認識下さい。

無事、カバーが開きました。

思った程バッテリーは膨らんでいません。

膨らみを考慮してなのか隙間が十分にとられてあります。

以前の機種は膨らみに対するマージンが無く、トラックパッドが押せなくなったことを思い出します。

各種コネクタを慎重に外していきます。

バッテリーは粘着シートで付いているので、付属の薄いプラスチック板で削いでいきます。

アルコール成分を含んだ除菌用のスプレーがあると削ぎやすいです。

本体中央のバッテリー 2個はアルコール使用は厳禁です。

これは、穴がいくつかあり基盤に液体が流れないようにするためのようです。

黄色いプラスチック板を2枚挟んでいるのは、基盤を浮かして隙間を作ることでバッテリー中央の小さい基盤部分を抜き取りやすくするためです。

粘着シートを取って綺麗にします。

互換バッテリーを取り付けました。

無事に交換できました

元に戻して完成。

完全充電時の容量が 4035mAh から 6839mAh になりました。

動作確認も終えてこれで作業終了です。

 

機種としての全体的な性能は MacBook Air M1 の 半分程です。

GPURadeon Pro 560 と内蔵 Intel HD630 とで使い分けることができますが、Cinebench2024でテストしてみると1.3倍程しか変わりません。

ネットで調べると3倍の差があるようですが、そもそも Radeon Pro 560 の方は直ぐにファンが分回ってうるさいので、ママさんが使う分には内蔵GPUの省電力モード優先でいいかなという感じです。

SSDのアクセス速度は 2761MB/s と6年前にしては十分。

15インチのRetinaディスプレイですしまだまだ満足できる機種なので頑張ってほしいところです。

 

H.265でデータ削減

今回は過去にHDDへ保存していたDVDの動画をコンパクトにしようという話。

1.3TBも溜まっていて ISOファイルはマウントしたりと観るのに一手間かかります。

以前はMacもDVDプレーヤーのソフトがありましたが、2018年 mac OS Mojave で深い下層に消えてしまいました。それだけDVDは使わないということ。

これらの ISOファイル を MOVファイルに変換して観やすいようにしつつ容量も削減しようというのが狙い。

Handbrake を使う

HandBrake - Wikipedia

Handbrake は各種動画ファイルを他のフォーマットに変換してくれるソフト。

数年ぶりに使ってみたら H.265 が使えるようでした。

iPhone も以前から HEVC(H.265)で記録するように変わっているので H.264 にする理由もありません。

 

ソフトを使ってみて当初は H.265(x265)を選択して変換していました。

4.6GB を変換するのにかかる時間は 約 10分。

そんなものかなと作業を進めていました。

H.265(VideoToolbox)を選択

作業していて VideoToolbox が気になりました。

調べてみるとハードウェアアクセレーションを使うときのモードでした。

ソフトウェア変換ではなくハードウェア変換。

もしかして少しでも速くなる?

選択してみたら驚愕の結果に。

 

4.6GB を変換するのにかかった時間が 3分 に。

 

えっ?

最初何が起こったのか理解出来ませんでした。

でも容量は4.6GBから約 0.8GBに圧縮され、画質も問題ない。

 

いろいろテストして容量と画質の関係で丁度いいところが

品質設定:CQ60  の値に落ち着きました。

容量は 0.8〜1.2GB です。

 

 

GPU使用率 30%程でしたが、ハードウェア変換が如何に凄いか実感。

意外にこのモードを選択をしていない方も多いのではないでしょうか。

 

Air M1 と Mini M1 を同時に動かして作業をしているとあっという間に変換が終わっていきます。

でも疑問もあります。 M1チップにはメディアエンジンがないはず・・。

M1 PRO以上に導入されていたはずなのでこの辺りよくわかりませんが、最新のチップにハードウェア変換が載ってないのも変なので、自分が確認できていないだけで本当は搭載されているのでしょう。

 

全て H.265 。コンテナは MP4 から MOVに統一。

1.3TBあったデータが 0.2TBと6分の1に減少。

 

先日のJPG から HEIC に変換し 0.5TB 削減できた分と合算すると、1.6TB も削減できました。

 

MOVファイルにしておくとクイックルックでちょっとだけ表示させたりできます。

容量が理由でHDDに保管していたのを、SSD側に変更することができたのでレスポンスが速くなり使い勝手が良くなりました。

 

こういったのは ”現像した写真” の問題と一緒で、アルバムにまとめたところで気軽には見返さないんですよね。

DVテープに記録した昔の動画、捨てられない本や雑誌、これらも一緒で折角の大事な記録物が場所を取るお荷物になっているというのが殆どだと思います。

そのうち再生する媒体が壊れて見れなくなるというのが関の山。

 

だから自分は全部デジタル化してMacで管理するようにしています。

そうすることでいつでも気軽に楽しむことができます。

バックアップだって容易に出来ます。

 

また、データ化することで iPhoneのファイルアプリでアクセスすることもできます。

ファイルアプリを選択 → 右上の ”・・・” → サーバへ接続 → アクセスしたいMacのローカルホスト名を入力 → 共有で許可した名前とパスワードを入力

 

iPad でも同様に設定できます。

結論:M1チップはすごい

もう3年前のチップだしM3が出ているので型落ちなのだけど、インテルCPUの頃と比べると熱は出ないしスピードは体感出来るくらい一気に速くなったと思う。

Macmini M1 は小ぶりなファンが1個ついていて回転数はいつも 1700rpm。

作業してもしてなくても 1700rpm。音は聞こえません。

いつもはCPU温度が30℃程度で、今回のようにフルで動かしても温度は 63℃位です。

 

さらに凄いのは MacBook Air M1。 ファンが無いですからね。

こちらは70℃位まで上昇していましたが”無音”。 最高です。

 

やっと気軽にHEICやHEVC(H.265)を扱える時代になったんだなと思うので、是非興味のある方は過去の動画などを変換してみては如何でしょうか。

Magic Mouse 久しぶり

自分は Magic Trackpad 派。

指数本でいろいろなことが出来るし 3本指で画面をスワイプ出来るのは最高。

 

トラックパッドが無かった頃はマウスを沢山買って自分に合うものを探していました。

それが楽しみのひとつでもあったわけですが。

マウスの欠点はどうしても手首の骨のところがタコになって痛くなってくること。

それを解決してくれたのがトラックパッドでした。

 

ただ、トラックパッドも一日中仕事で手を酷使していると手を支えるための手首上部が攣ってくるようになってきます。

なので今ではトラックパッドとマウスを併用。

 

ロジクール MX Master 3 を使っていた時期もありましたが多少重いのと電磁気スクロールがいまいち合いません。

空転が多くスクロールするために2〜3回 回さないといけなかったのがダメでした。

スタイルがいいのでこの辺りが改善したらもう一度購入してみようと思う。

 

今は安いエレコム EX-G を使用中だけど、これを数年ぶりにMagic Mouseにしてみようと思ったしだい。

 

電池タイプなので初代 2009年品。

繋げたらポインターの動きが遅くて使い物になりません・・。

 

32インチ 4Kモニターを使い 3008x1692 の解像度で使用しています。

4K最大だと3840x2160 までいけますが、細かすぎて文字が瞬間的に読み取れません。

HDMIではこの解像度が出来ず、USB-Cで繋げたら選択出来た丁度良い解像度です。

このように画面スペースが広いせいなのか理由がわかりませんでしたがマウスの速さを最大にしても丁度いい軌跡になりません。

 

そこで調べてみると、ターミナルで調整出来るではありませんか!

いわゆる限界突破。

 

defaults write "Apple Global Domain"com.apple.mouse.scaling 40.0

デフォルトでは 1.7らしくこの数字を大きくして再起動すれば変わります。

自分は 15→25→35→40 と大きくしていき 40で落ち着きました。

 

使っていくと気になることが。

マウスを浅く持つせいか右クリックが上手く効きません。

どうやら深く持って先端に近い場所で右クリックすると正常に動いてくれることがわかりました。

慣れで解決するかどうか。

 

マウスの軌跡で不満があるかたは一度試してみると良いでしょう。

電子手帳 回顧録

”電子手帳”と聞いてビビっとくる方は同年代ということで、お疲れ様です。

自分は中学生のときにお小遣いを貯めて シャープ PA-8500 を購入したのが最初の出会い。

1988年なので今から35年前。

ビジネスマンが電子機器を使い初め、携帯電話はショルダーフォンの時代。

iPhone発表の2007年から19年も前。

中学生が電子手帳を使うって・・。

カタログを見ながら自分が大人になったら電子端末を使って仕事をしているんだと想像していたのを思い出す。

背伸びをしていたんだと思う。

 

同級生たちがMSXとかファミコンでゲームをしているなか自分は一切興味が無く、コンピューターや電子機器を扱う未来を見ていた。

高校生になるとハイパー電子システム手帳 DB-Z を購入。

トレンディの真骨頂、吉田栄作がイメージキャラクターだった。

今見てもどっちもかっこよすぎるじゃないか。

今でもDB-Zは大事に保管している。

触るたびにあの頃のドキドキが蘇ってくる。

部活やテストの予定をスケジュールに入力して自己管理していた。

64KBのメモリカードを購入して意味もなく抜き差ししていた。

世界時計とか使わないのにニューヨークの時間を見て萌えていた。

しかもペンで絵が描ける!

衝撃的だったな。

このブログに来られた先輩方も同感してくれるのではないだろうか。

 

iPhoneと比べると一回り大きくて手帳を感じられる良くできたサイズだ。

”手帳”に萌えるっていう時点でおっさんだな。

 

DB-Zと同年の1990年にSONY PalmTopが発売された。

DB-Z以上に欲しかったものは PTC-500だった。

今で言う iPad

iPadの発表が 2010年だから20年も前になるのか。

この頃もカタログに乗っているビジネスマンの姿に将来の自分を重ねていた。

画面が大きく、手書き文字認識。

当時はまだカラー液晶が無く白黒反射型LCDのみ。

でもこの青い画面がかっこよかった。


高校生が買えるはずもなく、お小遣いを貯めて買えたのはDB-Zが精一杯。
その後、ZAURUS PI-3000、PI-4000、PI-4500、MI-E1、SL-C750 と続いた。

単独で使っていた時代からインターネット接続へと切り替わっていく時代を電子手帳と共に歩んだ。

 

初代 iPadiPad Pro、iPad mini も使ってきたが、電子手帳やPalmTopの方が心躍る。

ここに自分の原点があるのだと思う。

 

 

NASの転送速度を改善 2

少し前にNAS環境のデータ転送速度を改善したことを書いた。

そこで思ったことは、2つのMacはどちらもWiFiで繋げているのでこれ以上の速度は見込めないだろうということ。

現状はこのように1Fと2Fは有線で繋いでいるけれどもその先は無線となっている。

もちろん有線で繋げるのが速度的にベスト。

1GbEだから理論値で125MB/s

テストしてみると 117MB/s 出たので実行値 93%

この辺りが上限のようだ。

画面共有を使い Air M1画面でmini M1画面を表示させているとき、mini M1内のブラウザのスクロールが飛び飛び表示だったのがヌルヌル表示になった。

これが理想だな。

 

SMB署名を解除する前は 20MB/s だったのでかなり遅かったわけだ。

片方を有線にしたテストもしてみた。

mini M1 だけを有線にするとサイズが大きい読込みの場合、有線に近い数字になった。

WSR-2533DHP は 11ac なので 5400AX6 の 11ax よりも若干遅くなったと予想。

 

現実的に mini M1 に有線を繋げるとすると廊下をまたぐ必要があるなど検討が必要だけど 2533DHP を 5400AX6 にするくらいならアリかも。

 

最近 WiFi 6E が出てきて6GHz帯を利用できるものが出てきているけど戸建てなので5GHz帯自体が混み合ってなく自分には必要無い。

 

まだ2.5GbEの方に興味がある。

ただ、有線を6Aケーブルにしたりルーターを対応機種にするなど各種買い替えが必要になってくる。

他の人がケーブル違いで速度比較してくれているのを見ると速度に差が出るようなので交換はした方がいいようだ。

参考例だがケーブルで1.2倍程変わってくるらしい。

Cat5e:500Mbps(下り)

Cat6  :550Mbps(下り)

Cat6A:600Mbps(下り)

配管を通っているケーブルの入れ替えってどうやるんだろう・・。

ワクワクしてきた。