OSが進化してくれるのは大変良いことなのですが、以前のフォーマットが開けなくなるのは困ります。
今回は、QuickDrawやPICT ファイルが Sonoma では開けないという話。
自分が気づかなかっただけで既に開けない状態だった可能性もありますが・・
事の発端は動画のAVIファイルを MOVファイルに変換作業していたときでした。
2000年から2007年頃まで使っていたデジカメ FinePix 40i、F401、F10 で撮った動画は AVIフォーマット(Motion JPEG)で記録されます。
古いフォーマットなのでそろそろ切り捨てられるかもと思い MOVファイルに変換作業をしていたわけです。
そんな中で同時期のフォルダを開いていたらQuickDrawで記録していたファイルが真っ白。
プレビュー以外のソフトで開こうとしても全くだめ。
そこでどうしたかというと、先日SSDを更新していた MacBook Pro 2014 の登場。
最終OSが Monterey 。
確認してみると無事開くことができ、嶋 正利 先生のお顔を拝むことができました。
世界初のマイクロプロセッサ「4004」が世に出たのは嶋 先生のお陰でもあります。
ビジコン社、ジャック・キルビー、ロバート・ノイス、8080、Z80・・・
うぉぉ! なんてかっこいいんだ。
まずい。脱線してしまった。
そんなわけでOSアップデートの原因による切り捨てはよくある事象。
フロッピーディスク、MOディスク、ZIP といった時代を象徴したリムーバブルディスクも同じように切り捨てられてきたのでデータの継承には数年ごとに泣かされてきた方も多いと思います。
ここ数年ではSSDのような半導体の記録媒体が出てきたので、HDDもそろそろかと感じてはいるものの最近では22TBの大容量が出てくるなどまだまだ現役。
HAL9000のようにクリスタルな記録媒体もかっこいいと思いませんか。