2018年4月に購入したNA-VX9800Lの調子が良くないので自己修理
洗濯後、偶にU23。エラー音がやたら長いので気になります
定期的に洗浄していたとはいえ「レノア超消臭」柔軟剤を使用していたのが原因。
自動投入で使えないって取説には小さくしか書いていないしトラップだと思う。
知らずに使って自動投入が故障したご家庭は多いはず・・
故障原因は柔軟剤が固形化して通り道を塞いでしまったと予想。
固形物を取れば直るでしょう。
てなわけで分解スタート。
どうもポンプはここらしい。さてどうしたものか
とりあえず作業しやすように動かす
以前、ベルト鳴きを修理するために背面を開けた経験があるので手早く開封
洗濯機は右回転・左回転を繰り返すので段々とベルトが緩くなります
それで反転するごとにキュッキュッと。
ベルトは簡単にとれますので症状があるときは交換をオススメします
以前購入したときは AXW412-3AH0/AXW412-8RT0 でしたが AXW0412A4200 に変更したらしい
ポンプへアプローチするために周辺のコネクタやネジを取っていきます
カバーが取れました
コードに付いている黄色い固定用プラパーツはペンチで摘んであげると外しやすいです
ユニットが外れました
矢印の先が問題のポンプです
当初、ユニットまで外さずにポンプだけ取れないかなと眺めていたのですが
内側にもネジがあったのでユニットごと外さないといけないようです
外れました
問題箇所を見ると異常なトンガリが見えます
右側が柔軟剤側。ボコボコしてゴムが劣化しています
ピストンのように動くことで柔軟剤が流れてくる仕組みのようです
ゴムが劣化し盛り上がっていたことで、ゴムが動いてもあまり隙間ができず粘度の高い柔軟剤は流れ出てこなかったようです
当初は固形化して詰まった柔軟剤を取り除けばいいと作業を進めていましたが、まさかの部品劣化。
原因はわかりましたが特殊形状のため交換パーツは無いと思われます。
作戦を対処療法に切り替えます。
劣化したゴム上部をカッターで少し削り、耐水ペーパーで平坦化しました。
手探りでしたのでネジが多く分解に時間がかかりましたが、難度はそれほどではありません
柔軟剤はハミングに変更。
洗濯後にU23エラーが出ることは無くなり、毎回柔軟剤の香りがするようになりました
修理費 0円 👍